AIブリーフ:一文を入れれば、表紙アートが返ってくる

AIブリーフは、本についての一文を、上3分の1をタイトル用に空けた完成度の高い表紙アートに変えます。

多くの表紙ジェネレーターは、アートディレクターのような語彙を並べた長い文章を求めます。AIブリーフが求めるのは、物語についての一文だけです。誰が、どこで、何が起きているのか。ジャンル、表紙の形式、スタイル、光、構図、質感といったそれ以外の要素は、言葉を自分で考え出すものではなく、選ぶだけのプリセットです。そのためモデルには願望の羅列ではなく構造化された依頼が届き、約20秒で1つのプルーフが返ってきます。

すべてのブリーフに、1つのルールが組み込まれています。画面の上3分の1は空けておくことです。タイトルが画像に描き込まれることはありません。タイトルはあとから、アートの上のレイヤーに編集可能なベクター文字として配置されます。そのため300 DPIでもくっきりと鮮明で、下のアートは編集も差し替えも再生成もできます。

使い方

  1. 本の内容を一文で書く
    AIハブで「AIブリーフ」の画面を開き、物語を1行で説明します。例:「絶海の灯台で姿を消した女性を追う探偵」。形容詞より具体的な名詞が効果的です。灯台、ウェディングドレス、焼けた手紙はモデルにとって描くものになりますが、「重苦しい」や「引き込まれる」では描くものが何もありません。
  2. ジャンルと形式を設定する
    ジャンルを選ぶと、その棚の慣例が反映されます。次に形式を選びます。表表紙のみ、裏表紙・背表紙・表表紙を1枚の画像にまとめるKDPペーパーバック用の見開き表紙、またはストアのサムネイルに合わせた電子書籍の比率の3つです。
  3. 見た目を調整するか、自動のままにする
    スタイルはジャンルの隣にある3つ目のドロップダウンで、ミニマル、シネマティック、イラスト、絵画風、ヴィンテージ、ボールドグラフィックから選べます。初期設定はジャンルに合わせた自動です。光、構図、質感はドロップダウンではなく、1段下に隠れたチップの列です。折りたたまれた「詳細オプション」パネルを開き、夕暮れかハイコントラスト、単一のオブジェクトか広い風景、フィルムグレインかクリーンなデジタルかなど、好みのものをタップします。どれも任意で、触れなければジャンルに従います。最初のプルーフには、それが最適な初期設定です。
  4. 入れたくないものを指定する
    同じ「詳細オプション」パネルの一番下に、不要な要素の欄があります。顔、鳥、文字、現代的な建物など、除外したいものを短く並べる欄です。AI表紙で特に多い失敗は、勝手に描かれる文字と、頼んでいない人物の2つです。この欄は、その両方に対する最も手早い対策になります。
  5. 実行してプルーフを配置する
    ブリーフ1回につき1クレジットで、約20秒後に1つのプルーフが返ります。「AIブリーフ」画面は2列のワークスペースではなく1つのパネルなので、プルーフはフォームの下にある「このセッションのプルーフ」の帯に入ります。それをタップするとキャンバスに配置され、アートレイヤーが埋まります。タイポグラフィのレイヤーはその上にそのまま残り、引き続き編集できます。

解決できること

ストック写真はどれも使い尽くされているミステリーのデビュー作

ストックライブラリで霧のかかった桟橋を検索すると、同じカテゴリーの他の4冊のスリラーにも、まったく同じ写真が使われています。ブリーフが作るアートは、その表紙にしか存在しません。しかもジャンル設定のおかげで、ファンタジーに流れることなく、スリラーの定石、つまりほぼ黒の地色、1色のアクセントカラー、不吉な被写体を1つという範囲に収まります。

写真家が訪れたことのないSFの世界

軌道リング、水没した都市、コロニー船の内部。ストック素材が尽きるのは、まさにこうした場所です。一文にその場所を入れ、構図を広い風景にすると、どの写真ライブラリにもないシーンが得られます。2〜3回実行すると、プルーフごとに別の世界が現れます。残した1つが、その後のすべての土台になります。

裏表紙・背表紙・表表紙を1つのファイルにまとめたいペーパーバック

KDPのペーパーバックは、1枚の見開き画像としてアップロードします。表表紙だけの絵を引き伸ばして埋めることはできません。形式のドロップダウンで見開き表紙を選び、先にスタジオのテクニカル設定でページ数を入力しておくと、背幅が用紙に合った正しい幅になります。そのうえでブリーフは、空白の両側が付いた表表紙ではなく、見開き全体にわたって読めるアートを構成します。

よくある質問

一文はどのくらいの長さにすればよいですか?

一文で、200文字までです。入力欄の下には、リアルタイムの文字数カウンターが表示されます。場所、物、トラブルの瞬間など、目に浮かべられる名詞を盛り込むのがコツです。「暗い」「壮大」「引き込まれる」といった言葉は、モデルにはほとんど何も伝わりませんが、「夕暮れの霧の中の灯台」なら、すでに構図になっています。

最初のプルーフは思い描いた表紙になりますか?

たいていはぴったりにはなりませんし、そうなるようには作られていません。ブリーフ1回につき、1クレジットでプルーフが1つ返ります。注文品ではなく、一文に対する最初の返答として読んでください。通常は2〜3回のブリーフで方向性を見つけ、バリエーションで近い案から選び、部分修正で間違った1か所を直します。手の描写を1つ直すために表紙全体を生成し直すよりも、はるかに安く済みます。

なぜ画像の上部が空いているのですか?

その帯はタイトルのための場所だからです。上3分の1がごちゃごちゃしたアートだと、探している読者が読めなくなるほどタイトルを小さくするか、背後に箱を置くしかなくなります。ブリーフは最初からその分の空きを確保し、スタジオが編集可能なベクター文字としてタイトルをそこに配置します。そのため、AIの操作で本のタイトルの綴りが間違ったり、ぼやけたりすることもありません。

自分の表紙で試す

表紙スタジオは無料で、書き出しも含まれます。AI操作は1回につき1クレジットで、パックは25回分が$15からです。

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関連ツール

参照画像から

参照画像からは、指定した1枚以上の画像のムード、パレット、構図を受け継ぎながら、それを再現するのではなくオリジナルの表紙アートを生成します。

画像から画像へ

画像から画像へは、キャンバスにあるアートを指定した方向に描き直します。元の絵からどこまで離れてよいかは、「忠実」から「自由」までのスライダーで決まります。

スリラーの表紙デザイン

売れるスリラー・ミステリーの表紙の作り方。暗く高コントラストな配色、太く幅の狭い書体、不穏な画像、目立つタイトル。ジャンル別の規則と無料テンプレート。

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