拡張:フレームを広げて、見開き表紙にする

拡張は、表紙アートを現在の縁の外側へ広げて新しい領域を描き足し、表表紙だけの画像を、背表紙と裏表紙の付いたKDPの見開き表紙にできるようにします。

表表紙だけの表紙は、ペーパーバックの半分にすぎません。KDPが求めるのは、裏表紙、背表紙、表表紙を横に並べた1枚の平らな画像で、表表紙だけの絵は、被写体をにじませずにその形へ引き伸ばすことはできません。見開きを最初から新しくブリーフすると、別の本の表紙ができあがります。

拡張は、承認した絵を保ったまま、その縁の外側へ描き広げます。どこまで広げるか、どの縁を動かすかは自分で選び、モデルは新しい領域を、すでにあるものと合うように描きます。広がるのはアートレイヤーだけです。タイトルと著者名は上のレイヤーにある編集可能なベクター文字で、広いアートが入ってから配置し直せます。

使い方

  1. 承認した表紙から始める
    拡張はキャンバスのアートを読み取り、「入力」列の一番上には同じ入力の注記が表示されます。仕上げの操作として扱います。実際に決めた絵を拡張します。この実行が描き足す縁と、あとで配置するすべてのものが、整合する必要があるからです。
  2. ターゲットを選ぶ
    「拡張先」の下にチップが3つあります。「表表紙+背表紙」「見開き表紙」「自由」です。それぞれ、目指す先を示す一文をリクエストに加えます。最初の2つは、縦長の表表紙の形ではなく、そのターゲットが実際に必要とする形で結果も返します。完成した表紙ではなくプルーフとして読みます。2つはそれぞれ固有の形で返り、「表表紙+背表紙」は表表紙より少し横に広く、「見開き表紙」は横長で戻ります。どちらも同じ約100万画素のプルーフサイズに収まります。この画面が最後に「アップスケール」を指し示すのは、そのためです。「自由」は縦長の形を保ち、選んだ方向に余裕を加えます。
  3. 動かす縁を選ぶ
    4つの矢印チップが、新しい領域を描く位置を決め、少なくとも1つは常にオンのままです。左向きの矢印は最初からオンです。印刷用の見開きでは、背表紙と裏表紙が表表紙の左側にあるからです。見開きではなく余裕がほしいときは、右、上、下をタップします。
  4. 実行して先に進む
    拡張は1クレジットです。この結果には変更前・変更後の切り替えがなく、それは意図的です。フレーム自体が変わるので、形の違う2枚を同じサイズで重ねると、何が動いたかを誤解させてしまいます。結果の下のチップは「アップスケール」につながっており、これがたいてい正しい次の一手です。見開きは、表表紙のおよそ2倍の面積を埋める必要があるからです。

解決できること

ペーパーバックにする必要がある電子書籍

表紙は数か月前から公開されていて、読者に覚えられており、そこに紙の版が加わります。新しいブリーフでは別の絵になってしまいますが、拡張なら、人々がすでにその本と結びつけている絵を保ったまま、横へ広げて見開き表紙にできます。先にスタジオのテクニカル設定でページ数を設定し、背幅をどれだけにすべきかがレイアウトに伝わるようにしてから、「見開き表紙」に向けて拡張します。

裏表紙が白い長方形のジャーナル

ガイド付きジャーナルや手帳は、仕上がりの完成度も購入理由の一部になり、空白の裏表紙は未完成の証です。表表紙の世界を裏表紙まで広げれば、同じ光とパレットで印刷された裏表紙ができ、短い紹介文を置ける静かな余白も残ります。コンテンツが少ない本では、これはすぐに元が取れるケースです。

切り取りが窮屈すぎたアート

構図は合っているのにフレームが間違っていることがあります。帆柱、王冠、頭のてっぺんが断裁位置にぶつかり、裁ち落とし用の余白も残っていない。そんなときは「自由」を選び、余裕が必要な縁を1つだけタップして、モデルに空をもう一段描き足させます。絵を生成し直して、次は被写体が低い位置に来るよう祈るより、安く、はるかに予測しやすい方法です。

よくある質問

具体的に何が描き足されるのですか?

元のフレームの外側のすべてです。既存のシーンは保たれ、新しい領域はモデルが書き起こします。つまり、2本目の地平線を作ったり、気に入ったモチーフを繰り返したり、誰も頼んでいない人物を加えたりすることがあります。実行を受け入れる前に、新しい縁を原寸で確認します。見開きでは裏表紙全体が描き足された領域なので、2回確認します。

これで正しい背幅になりますか?

なりません。そこを当てにしてはいけません。背幅は、ページ数と用紙の種類から決まり、スタジオのテクニカル設定にあって、書き出しで折り目の位置を決めるのもそこです。拡張が提供するのは見開き用のアートの領域で、背表紙が見開きのどこに来るかは、レイアウトが決めます。先にページ数を設定すれば、2つは一致します。

この画面に「ビフォー」タブがないのはなぜですか?

比較が嘘をつくことになるからです。ほかの画面はどれも入力と同じ形の画像を返すので、切り替えて見比べても公平です。拡張は意図的に形を変えるので、古いフレームを新しいサイズで見せると、被写体が動いたり縮んだりしたように見えてしまいますが、実際にはそんなことはありません。代わりに得られるのは、拡張された結果と、「アップスケール」へ直接進む道です。

自分の表紙で試す

表紙スタジオは無料で、書き出しも含まれます。AI操作は1回につき1クレジットで、パックは25回分が$15からです。

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関連ツール

背景の変更

背景の変更は、被写体の後ろのシーンを置き換えます。前景の人物や物は、そのまま変えないよう指示されます。

アップスケール

アップスケールは、完成した表紙アートを印刷解像度に近づけて拡大します。存在しなかった細部を描き足すのではなく、すでに絵の中にあるものをくっきりさせます。

日記・ジャーナル・手帳の表紙

KDPのジャーナルや手帳で売れる表紙のデザインは?表紙こそが商品です。テーマ主導で著者名は入れず、売れ筋テーマとシリーズの統一感で勝負します。

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